三菱自動車<7211、株価 - チャート>が続伸し、一時73円高の1097円まで買われた。24日引け後、13年9月中間期(4-9月)と14年3月期の業績予想の修正を発表、材料視された。
中間期の業績予想で、売上高を1兆円から9290億円(前年同期比8.0%増)に引き下げたが、経常利益が340億円から610億円(同92.7%増)へ、純利益は190億円から467億円(同55.4%増)に引き上げた。通期の予想は、売上高を2兆2700億円から2兆1300億円(前期比17.3%増)に引き下げ、経常利益が900億円から1000億円(同6.5%増)へ、純利益は500億円から700億円(同84.3%増)に増額した。
台数減により売上高は予想よりも減少となるものの、利益面では、資材などのコスト低減に取り組んできたことや円高是正による為替の好転も寄与し、想定よりも上ブレとなる見込み。
25日の終値は、前日比12円高の1036円。