タカラバイオ<4974、株価 - チャート>が急伸し、一時133円高の2477円まで買われた。24日引け後、13年9月中間期(4-9月)の連結利益予想を上方修正し、好感された。

中間期業績予想で、売上高は103億円から102億7700万円(前年同期比14.0%増)に引き下げた一方、営業利益を3億円から4億5400万円(同7.3%増)へ、純利益を1億3000万円から2億2700万円(同27.7%減)に増額した。売上高は、医食品バイオ事業での売上高が想定を下回り、未達となる見込み。利益面では、原価率の改善により売上総利益が前回予想を上回ることに加え、研究開発費などの減少から販管費が抑えられたことも寄与する。

14年3月期予想については、修正の有無を含め精査中で、11月1日に発表を予定する中間期決算発表時に公表するとした。

25日の終値は、前日比42円高の2386円。