寄り付きの東京株式市場で日経平均は反落した。米国株は反発したが、外為市場では1ドル=97円台前半と引き続き円高水準にあるほか、需給主導で上昇した前日後場の反動から売り優勢となっている。
2013年12月期連結業績予想を下方修正したキヤノン<7751.T>やトヨタ自動車<7203.T>など輸出株が売られているほか、金融株も軟調に推移し、日経平均は下げ幅100円超となっている。
一方、決算発表の本格化とともに好業績銘柄を拾う動きもみられる。前日に業績予想の上方修正を発表した村田製作所<6981.T>や三菱自動車工業<7211.T>などが買い優勢。日立製作所<6501.T>や東京エレクトロン<8035.T>なども底堅く推移している。
(前営業日比)
日経平均<.N225> 14439.14 -47.27
日経平均先物中心限月<2JNIc1> 14450 -30