信越化学工業<4063、株価 - チャート>が24日、13年9月中間期(4-9月)の連結決算を発表した。

9月中間期決算は、売上高5721億8400万円(前年同期比6.6%増)、経常利益973億3200万円(同13.2%増)、純利益638億2000万円(同14.6%増)だった。主力の塩ビ・化成品事業は、米国シンテック社が需要安定している米国のほか、中南米をはじめとした世界中の顧客への拡販で高水準の出荷を維持した。一方、国内事業では、需要の回復見られたものの、原料価格の上昇の影響もあり厳しい状況が続いた。その結果、同事業の売上高は2136億9400万円(同19.7%増)、セグメント営業利益は341億2500万円(同40.8%増)となった。

14年3月期予想は、売上高1兆600億円(前期比3.4%増)、経常利益1800億円(同5.8%増)、純利益1100億円(同4.1%)を据え置いている。通期予想に対する進ちょく率は、経常利益で54.1%、純利益で58.0%となっている。

24日の終値は、前日比40円安の5740円。