商船三井<9104、株価 - チャート>が続落。野村証券では22日付で、投資判断「ニュートラル」(中立)を継続、目標株価は410円から500円に引き上げた。
コンテナ船、ドライバルク船の市況前提を見直し、業績予想を上方修正し、あわせて目標株価も引き上げられている。ドライバルク船の市況前提を変更して上方修正されているものの、タンカーやコンテナ船の見通しを引き下げたこともあり、利益改善は緩やかなものにとどまろうとコメント。一方で、コンテナ船で供給過剰になりやすい南北航路に強く、タンカーの市況悪化の影響を受けやすい点には注意したいとしている。
同証券では連結経常利益について、14年3月期637億円(前期比前期は286億円の赤字、従来468億円、会社側計画は600億円)、15年3月期678億円(従来548億円)、16年3月期744億円(同628億円)と試算している。
23日の終値は、前日比12円安の441円。