寄り付きの東京株式市場で日経平均は3日続伸した。9月米雇用統計が市場予想を大きく下回り、来年にかけて米量的緩和が維持されるとの見方から前日の欧米株が上昇。東京市場では金融株や不動産株のほか、海運、鉄鋼、非鉄金属などを中心に幅広く買われ、日経平均は1万4800円に接近している。

一方、外為市場では対ドルで円安一服感が強まっており、日本株の重しとして意識されやすい。日経平均が1万4800円を上回る場面では戻り待ちの売りなどが上値を抑えるとみられている。

(前営業日比)

日経平均<.N225> 14784.41 +71.16

日経平均先物中心限月<2JNIc1> 14780 +70