石器時代の食生活―パレオ・ダイエットのレシピ一日分

パレオ・ダイエットって聞いたことありますか?原始人のように食べる新しいダイエットで、意外と簡単です。遠い祖先の食べていたものに焦点をあてて、余計な体重を落とし、健康になれると言われています。

加工食品、精製糖、精白した穀物は摂取せず、乳製品を控え、そのかわりに良質な肉、魚、果物、ナッツ、野菜をメインにします。一日分のパレオレシピをご紹介します。

●朝食:セージ風味のターキーとベーコンのパティ
現代の朝食は食パン、菓子パン、シリアルなど原始時代にはなかったものばかり。このパティは成形後に冷凍も可能で、たくさん作ってストックしておくと忙しい朝に便利です。

<作り方>(8つ分)
ターキーミンチ500g、ベーコン4枚(みじん切り)、玉ねぎ小1つ(みじん切り)、生のセージ5,6枚(みじん切り)、塩こしょう少々をボウルに入れて手でこねます。8つに分けて、ハンバーグのように手で成形して、油をひいたフライパンで5,6分黄金色になるまで焼きます。ちょっと焦げ目がつくくらいが風味が増しておいしいでしょう。お好みでほうれん草や目玉焼きを添えてください。

●おやつ:ココナッツベリースムージー
ベリー類はおそらく最古の食べ物のひとつです。抗酸化作用があり食物繊維もたっぷり。ココナッツミルク、バナナ、パパイヤと混ぜて栄養たっぷりのスムージーにしました。

<作り方>
ココナッツミルク200ml、冷凍した輪切りのバナナ1/2本、冷凍ブルーベリーひとつかみ、パパイヤ1切れをブレンダーにかけて、冷たいうちに召し上がれ。

●ランチ:ローストチキンとケール カリフラワーライス添え
パスタやご飯に慣れていると、パレオダイエットは物足りなく感じるかもしれません。ご飯の食感がなつかしくなったらカリフラワーをみじん切りにしてご飯のかわりにしてみましょう。

<作り方>(1人分)
油をひいたフライパンで、みじん切りにした紫玉ねぎ1個分の半量を透き通るまで炒めます。ざく切りにしたケールひとつかみを加え、緑色が濃くなるまで炒めます。次に、カリフラワー小1つを穀物のようになるまでみじん切りにし、黒オリーブ5,6個、さいたローストチキンひとつかみ、塩ひとつまみと一緒にフライパンに加えて炒めます。さらに3,4分いためたら、お皿に盛って、残りの玉ねぎをちらし、お好みでオリーブオイルをかけてどうぞ。お弁当にも。

●夕食:ライムとコリアンダー風味の鱒
青魚は良質のタンパク質とオメガ3脂肪酸を豊富に含みます。鱒をライムとパクチーでマリネしてみました。ほんの数分でできて、忙しい平日の夜にぴったりです。

<作り方>(2人分)
鱒2切れ(約220g)をぶつ切りにしてボウルに入れます。ライム果汁1/2個分、塩ひとつまみ、みじん切りにしたパクチーをひとつかみ加えて手で混ぜます。油をひいたフライパンを熱して、くし刺しにした鱒をフライパンに入れます。約4本できるはずです。中火で片面30~40秒焼き、ひっくり返して焦げ目がつくまで焼きます。たくさんの野菜と食べましょう。

いかがでしょうか?ターキーは鶏肉、セージはシソ、ケールをキャベツ、鱒を鮭、ライムの代わりにレモンなど、手に入りやすい食材に替えても。ぜひお試しあれ!

参考:Caveman Food: A Day’s Worth of Paleo Recipes
http://uk.lifestyle.yahoo.com/paleo-recipes-ideas-caveman-diet-125927291.html