滋養強壮、ハゲ防止に「男性のアレを食べるレストラン」―中国

勇敢な(?)食文化を持つ中国では、男性器を食べるレストランもチェーン展開しています。グロテスクな気もしますが、中国では古くから、動物の身体の一部を食べることは、自分の身体の同じ部分を健康にすることだと考えられてきました。レストランの概要とお客さんの声、そのほかのびっくり食材をご紹介します。

中国、北京に4店舗を構えるレストラン、「鍋里荘guolizhuang」が話題です。なんでも、馬、鹿、ヤギ、犬、ゴリラなどの男性器を提供しており、人気は上々なのだとか。いったいなぜ?

誰が食べるの?どうやら根底には、昔の中国の「食と身体の関係」に対する考え方があるようです。

中国では昔から、「動物の身体の一部を食べると、自分の身体のその部分が健康になる」という考え方があります。例えば脳みそを食べると頭がよくなる、といった具合。アジアの多くの国で見られる内臓を食べたり、蝮やスッポンの血を飲む文化も、同じ発想に基づくものといえそうです。

そのようなわけで、男性の精力増強に効果絶大と思われるペニス料理や睾丸料理。当然ながら高級食材で、お客さんのほとんどは男性です。ビジネス客の接待や政府の公式な食事会などに人気があるのだそう。

お客さんの1人、ウェイさん(47)は実際に非常に効果があると太鼓判を押します。「ここの料理を食べるようになってから、はげの進行が止まりました。また、以前は午後に昼寝を挟まないと疲れが溜まってしまいましたが、今はそれも不要。一日中エネルギッシュでいられます」

提供される男性器は蒸したり、スライスして軽くいためるなどシンプルな調理が施されています。そのままの形で出てくるわけではないのでちょっと安心。肝心のお味は動物によって異なりますが、たんぱくで、歯ごたえがあるものが多いようです。

うーん、食べるのにはかなり勇気がいりそうですが、男性諸君にとっては魅力的なのかもしれません。北京に行かれる際には、挑戦してみてはいかがでしょうか?

参考:Eating male animal genitalia improves sex life – chef
http://www.nzherald.co.nz/lifestyle/news/article.cfm?c_id=6&objectid=11136887