facebookで離婚率アップ―「離婚申請の理由の3分の1がfacebook」

アメリカでは、ここ数年に提出された離婚申請の理由の3分の1にfacebookという言葉が出てきたそう。どう離婚に関係したのでしょうか。

SNS、ソーシャルネットワーキングサイトというものが繁栄していますね。その中でもfacebookは世界中で利用され、大人気のSNSです。

でも、このfacebookが原因で離婚してしまう夫婦も増えています。アメリカでは、離婚申請の理由の3分の1にfacebookという言葉が出てくるようですが、やはり浮気の原因になっているようなのです。

facebookでは、過去の知り合いと再びつながることができます。同級生や先輩後輩、元彼や親友の元旦那などいろいろな人と一瞬でつながる事ができ何年も連絡を取っていなかった人といきなりまた仲良しになった気分になれるのです。

既婚者にとって、知らない異性と新しく知り合って親しくし始める事に後ろめたさはありますが、もともと知っていた人と連絡を取り始める事に罪悪感はないのです。

過去の知り合いと連絡を取り始めたからといって、それがすぐに浮気につながる訳ではありません。もともと夫婦関係がうまく行っていない人が、facebookによりどころを求めてしまう結果、浮気、そして離婚、となってしまうのです。

また、SNSでは、ものすごいスピードで新しい付き合いが成立してしまうのも理由です。取りあえず何人もの人にメッセージを送り、自分に興味がありそうな人を見つけることも一瞬です。

また、落ち込んでいるときに優しいメッセージをくれる人と会う約束も一瞬でできます。ともかく浮気が容易にできるようになったのです。

しかし、facebookのせいで離婚率がアップしているという訳ではありません。いい夫婦生活をすごしている人がfacebookを利用したせいで離婚してしまうということではないのです。夫婦生活が不安定な人が、浮気をする際にfacebookを利用する割合が高くなった、ということなのです。

セキュリティーをお互いオープンにして、夫婦やカップルで一緒にfacebookを楽しめばいいのです。相手の学生時代の写真を見たり、友達関係を知るのも楽しいものです。また、自分の旦那を古い友達に紹介する機会にもなりますよ。

参考:facebook & Divorce
http://www.womensforum.com/facebook-cause-of-divorce.html