伊藤忠テクノソリューションズ(CTC)<4739、株価 - チャート>が6日続伸。一時340円高の3860円まで買われた。16日引け後、自社株の取得と消却、および13年9月中間期(4-9月)と14年3月期の連結利益予想の下方修正を発表。自社株の取得と消却による資本効率化を評価する動きとなった。

自社株取得は、上限が80万株(自己株を除く発行済み株式数の1.34%)で取得総額上限は25億円。取得期間は11月1日から12月6日まで。自社株消却は、消却株数250万株(消却前発行済み株式数の4.0%)で、消却は11月1日を予定している。

業績の修正では、13年9月中間期は、売上高を1550億円から1478億円(前年同期比1.0%増)へ、営業利益を101億円から56億円(同44.3%減)へ、純利益を56億円から31億円(同44.1%減)に引き下げた。14年3月期は、売上高は3450億円から3500億円(前期比8.5%増)に引き上げた一方、営業利益を280億円から250億円(同8.0%減)、純利益を165億円から150億円(同6.4%減)に減額している。

17日の終値は、前日比265円高の3785円。