イオンリート投資法人が11月22日、東証に新規上場(IPO)する。同リートが提出した有価証券届出書などによると、イオンリートは国内外の投資家に対して投資口を募集し、その規模は最大945億円になる見通し。調達した資金は、今後予定している資産取得や借入金の返済にあてる。
IPOにともないイオンリートは90万口の投資口数を発行する予定。国内外の比率は国内が84%、残りが海外。比率は需要次第で変わる可能性がある。
投資口の発行価格は11月11日に決定する。払込期日は同21日。ジョイント・グローバル・コーディネーターは野村証券とみずほ証券。
イオン<8267.T>は2日、グループ内の資金調達手段を多様化するため、リートの立ち上げを準備していると発表。その準備のためイオンモール<8905.T>などグループ会社がリートに組み入れる物件を譲渡していた。