【小笠原P】15:今回も引き続き、城関連の要素をご紹介します。
前回、「政策」についてご紹介する旨お伝えしていましたが、各媒体である程度の内容が公開されたので、
違う要素について触れたいと思います。

本作に登場する城は、国(地域)ごとに一つ存在する「本城」と、それ以外の「支城」に大別されます。
ゲーム内では、当時の日本を76国(地域)に分割しているため、
「本城」が76、「支城」が200以上という感じになりますね。
先日、内政について情報を公開しましたが、石高・商業・兵舎の開発を行うことにおいては、
「本城」「支城」に差異はありません。
ただ、「施設」の建設、および、区画の「拡張」を行うことができるのは「本城」のみである点が、
大きな違いとなります。
「施設」、区画の「拡張」とも、城の人口・経済を大きく引き上げる要素となっているため、
「本城」の開発ポテンシャルは、「支城」を大きく上回るものです。
以前、本作において国数はあまり大きな意味を持たない旨お知らせしていましたが、
勢力基盤を強固にするための重要拠点が国ごとに一つ存在することになるため、
従来シーリーズ同様、国を増やすこと(=新たな「本城」を獲得すること)で、
天下統一への手応えを感じていただくかたちとなりました。

ちなみに、「支城」の区画数はすべての城において3、「本城」の最大区画数は10となっています。
ただ、山岳地域などに新たに築城した「支城」については、区画が0になる場合もあります。

区画の拡張は、公開した情報の通り、人口増加によって可能となる仕組みなので、
二条城のような大きな人口を抱える城は、ゲームの最初から区画が10となっていたりします。
ただ、民忠が上げにくく、開発にかかる労力も大きいため、
数値に見合ったリターンを得るためには、色々手をかける必要がありますが…。

次に、命令可能な城の数についてのご紹介です。
プレイヤーは、「本城」の一つを「本拠」としてゲームを開始し、
勢力の拡大に伴って支配する城数を増やしていくことになりますが、
直接命令を下せる城、いわゆる大名直轄の城については、その数が制限される仕組みとなっています。
“「本拠」から一定範囲以内に存在すること”が、その条件となります。
当時の情報伝達事情と、本作で登場する城数がかなり多いこと--
リアリティとプレイアビリティの両面からこのような仕様を採用しました。
直轄範囲に入らない城については、「配下軍団」という位置付けで委任状態となります。
「配下軍団」に対しては、攻略目標を最大4城まで指定することができます。

なお、直轄の範囲については、「本拠」からの距離、および、経由する街道の整備度によって決定されるので、多くの城を直轄範囲に収めたい場合は、積極的に街道の整備を進めてください。
また、「本拠」については、他の城に移すことが可能なので、
信長のように、天下統一の段階に応じて勢力の中心を変えていくプレイもお楽しみいただけます。
「本拠」を変更した場合は、それに応じて直轄の範囲も大きく変わるので注意が必要です。

最後になりますが、「政策」との関連性が高い「創造性」について、簡単にご説明しておきます。
勢力の「創造性」は、大名本人に設定された値に家臣団の値を影響させた結果として算出されます。
「創造性」の高い家臣を多く持てば値が高くなるかたちですね。
これに、「本城」に建設する「施設」などの影響を加味して勢力の「創造性」が決まります。
「創造性」は、実施可能な「政策」を左右する重要なパラメータではありますが、
“高ければ良い”という存在にはしておりません。
大名ごとの特徴やプレイの幅を広げる要素であるとご理解ください。

以上、城関連のご紹介でした。