前園も当てはまる!? 「飲酒で暴力的になる男の特徴」が判明
先日、元サッカー日本代表選手の前園真聖氏が泥酔してタクシー運転手を殴るという事件が発生しました。

事件発生時、前園氏は泥酔状態だったとのことですが、酒に酔うと暴力的になる男性には一体どのような特徴があるのでしょうか？ シラフの状態でも何らかの兆候があるのでしょうか？



■日頃はおとなしい人ほど酒に酔うと爆発する!?

ノルウェーとスウェーデンの共同研究によれば、日頃、怒りの感情を抑圧している人ほど、酒に酔うと爆発して暴力行為に及びやすいとのこと。

同研究では、ノルウェー人の若者およそ3,000名に計2回のアンケートに協力してもらいました。1回目は彼らが16～17歳のとき、2回目は21～22歳のときです。

質問内容は、「過去12ヶ月間では、どれくらいの頻度で泥酔しましたか？」「過去12ヶ月間に、暴力行為に及んだことはありますか？」という飲酒と暴力に関するもの。

さらに、「カッとなったときに感情を押さえ込みやすいですか？」など、怒りの抑圧に関する質問も数題ありました。

これらのアンケートの結果、怒りを抑圧しがちな人は泥酔の頻度が上がるとそれに比例して暴力行動が多くなるのに対し、怒りを発散している人は泥酔の頻度が上がっても暴力行動は増えないという傾向が明らかになったのです。

この結果について、研究者らは「飲酒によって暴力的になるのはごく一部の人間。シラフの状態で怒りの感情を抑え込むタイプの人が、これに当てはまりやすいようです。アルコールを摂取すると自制心が失われるので、普段のうっぷんが爆発してしまうのかもしれません」と分析しています。



いかがでしたか？ 普段からガミガミうるさい人もやっかいではありますが、彼らはこまめに感情を発散しているぶん、酒を飲んで暴れるリスクは低いようです。逆に、日頃どんな理不尽な目に遭っても一見すずしい顔をしているような人ほど、酒を飲むとタガがはずれて豹変してしまうかもしれません。

すこぶる温厚（そう）な男性とお酒を飲む際には、くれぐれも泥酔した彼が一線を踏み越えてしまわないよう、お酒の量には十分に注意しましょう。
http://netallica.yahoo.co.jp/news/20131016-00101538-menjoy