野田佳彦首相(民主党代表)は衆院選大敗で退陣する。衆院選に敗れて辞任するのは3年前の麻生太郎元首相以来で、2回連続となる。実は総選挙に敗れて首相が辞めるのは、自民党が単独政権を担った「55年体制」以降は、極めて例外的なケースだった。