1位
インランドタイパン
ニューギニア島南部・オーストラリア北部
本種の毒は非常に強く(死亡率50%)、その主成分は強力な神経毒である。また、出血毒や溶血毒も含んでいるといわれ、それぞれが必殺の威力を持つという。また毒量も多く、一噛みで注入する毒の量は成人男性の致死量100人分とも言われる。その一方で、この毒を止血剤として活用する研究も進められている。
また、本種は非常に攻撃的と言われ、噛まれた傷を見ると、歯型が複数付いていることがある。これは、何度も執拗に噛んでいるということであり、本種の攻撃性が窺える。