世界最強の毒蛇ランキング~!

世界のどの毒蛇が猛毒を持っているのか。
どの毒蛇がどれだけ強い毒を持っているのか。
陸の毒蛇と海の毒蛇(ウミヘビ)とを併せたランキング~!

あずきバーー さん

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インランドタイパン
ニューギニア島南部・オーストラリア北部

本種の毒は非常に強く(死亡率50%)、その主成分は強力な神経毒である。また、出血毒や溶血毒も含んでいるといわれ、それぞれが必殺の威力を持つという。また毒量も多く、一噛みで注入する毒の量は成人男性の致死量100人分とも言われる。その一方で、この毒を止血剤として活用する研究も進められている。

また、本種は非常に攻撃的と言われ、噛まれた傷を見ると、歯型が複数付いていることがある。これは、何度も執拗に噛んでいるということであり、本種の攻撃性が窺える。

イースタンブラウンスネーク
オーストラリア東部全域

昼行性で、攻撃性がある。主にカエル、ネズミ、鳥などを食べる。

体長1.1-1.8m (最高2.4mが記録)

デュボアトゲオウミヘビ

セグロウミヘビ
太平洋、インド洋

牙に毒を持つが、本種は肉にも毒があるので、食用にはならない。黄色と黒というその非常に特徴的な体色は肉が毒を持つことの警戒色の意味もあるのではないかと考えられている。ウミヘビの中では比較的性質が荒い種。

タイパン

毒の強さ、毒の量と成分(出血毒、溶血毒、神経毒のミックス)、強い攻撃性、俊敏さなどトータルで優れ地球最凶の毒蛇の1つに数えられる。

アマガサヘビ
中国南部、台湾、ベトナム北部、ミャンマー、ラオス

本種は学名からα-ブンガロトキシン(α-Bungarotoxin)と名づけられた、ニコチン性アセチルコリン受容体と呼ばれるタンパク質に特異的に作用する強いペプチド毒を持っている。この受容体は運動神経や筋肉に普遍的に分布し、この毒を受けると全ての筋肉の動きを止められてしまい、多くの場合呼吸困難に陥り死に至る。毒のまわりは他の毒蛇に比べて速い上に、痛みが伴わないので手遅れになる事も多い。

なお、人の致死量はわずか2-3mgで、針のようなものの先端に毒をつけて刺すだけで大人も死に至らしめる。

このため、現地のヘビ捕り人でさえ本種には手を出さないほどである。

クロガシラウミヘビ
インドネシアからニューギニアまでの海に分布し、日本では南西諸島の沿岸や沖縄に多く見られるが、対馬海流に乗った場合によっては北海道の海にも見られる。

毒の成分は神経毒から成り、症状は、全身の倦怠感,筋肉痛,運動障害,呼吸困難,麻痺、そして最悪の場合は死に至る。

イボウミヘビ
インド洋~オーストラリア(ペルシャ湾とアジア南部海域からオーストラリア北側沿岸)

人の致死量は1.5mgくらいだ。もっとも1回に射出する毒の量は1mg以下なので人の被害は少ない。

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