ヨーグルトは「腸内」だけじゃない!ヨーグルトの美学「体内の粘膜を細菌から守る」

おなかの調子を整えるためにヨーグルトを食べている女子は多いはず。しかし、ヨーグルトの「本当の身体の良さ」を知ったうえで食べている女子はあまりいないのかもしれません。ヨーグルトの栄養に迫ります。

■カルシウムとタンパク質の宝庫
ヨーグルトには、カルシウムとリンがバランスよく含まれており、健康な骨を保つのにとても優秀な食材と言えます。その量は牛乳よりも多く、100g中に120mgも含まれているそう。

そして液体状の牛乳とは異なり、腸をじっくりと時間をかけて通過するヨーグルトは、栄養素の吸収がとても良いのが特徴。牛乳本来が持つビタミン、乳酸菌、良質なタンパク質や脂質が「ヨーグルト」という形になって効果がアップしたと言えそうです。女子の美を作ってくれるタンパク質が豊富に含まれているのも嬉しいですね。

■美肌効果
美肌に必要不可欠であるビタミンB群は、皮膚の細胞組織の新陳代謝を活発に行わせるよう促してくれる大切な栄養素。肌のターンオーバーを促進させ、あなたの荒れたお肌のバランスを元に戻してくれます。そしてヨーグルトに含まれる「乳酸菌」は、腸内環境を整えてくれるので「善玉菌」も増え、ビタミンB群を豊富に作ってくれるように。美肌サイクルを定着させたい女子には理想的な食材なのです。

■抗生物質の助っ人
身体の調子が悪く、抗生物質を飲んでいるあなた。しかし、抗生物質を飲むとどうしても体内の粘膜が傷つきやすくなってしまいます。そんな時にぜひ食べておきたいのが、ヨーグルト。

ヨーグルトのバリア機能が働き、粘膜を細菌から守ってくれるのです。せっかく抗生物質で体調を整えたのに体内がボロボロだと、後々から肌にも影響が出てきてしまいます。抗生物質を飲むなら、ヨーグルトも合わせて食べる事がおすすめです。

ヨーグルトは、他の食材からは見られない栄養バランスを兼ね備えた食材。その食べ方はデザート、ドレッシング、そして肉料理などと、バラエティーに富んでいます。フェイスマスクやヘアパックなどの美容ツールとしても大活躍するヨーグルトは、ストレスの高い働く女子にはピッタリの食材なのかもしれません。意識的に食べて、あなたも内側と外側からキレイになろう!