記憶力をアップさせるには「新しい言語を覚える」「1日20分歩く」

大人になると、記憶力がどんどんなくなっていく気がしますね。でも今からでのまだ記憶力はアップできるのです。

年を取るにつれ、自分の記憶力がどんどん悪くなっていくのが分かりますよね。老化現象の一つとしてあきらめてはいませんか。年をとっても記憶力をアップすることはできるのです。

脳内トレーニングというゲームが一時期はやりましたが、これらのゲームやクロスワードパズル、そして数独などをすると、実際に記憶力の減退を遅らせることができるのです。また、これらのゲームをよくやっている人は、ゲームをやらない人より集中力があり、交通事故を起こす割合も53%も低いという調査結果が出ています。

食べ物でも記憶力をアップすることができます。抗酸化物質を多く含む緑黄色野菜やフルーツ、オートミール、そしてオメガ3脂肪酸を含む青魚などを食べるといいでしょう。オメガ6が多く含まれる赤身肉などを過剰摂取すると、過炎症で炎症生の疾患につながってしまうので気をつけてください。

ブルーベリーやほうれん草、アボカドやビーツなどが記憶力にはおすすめの食品です。また、サプリメントでは、ビタミンB12が記憶力に効き、ビタミンDが認識力アップを助けます。

毎日十分な睡眠を取る事も忘れないでください。睡眠が長い程脳の老化を遅らせることができるのです。毎日8時間の睡眠をとることを目標にしてください。

スウェーデンの研究では、大人になって新しい言語を学び始めると、記憶力もアップすることが発表されました。スキーや編み物など新しいことを始めることにも同じ効果があり、人の名前を覚えたりする記憶力が大幅にアップするのです。

また、運動も記憶力に関係しています。エアロバイクで6分間運動したグループとなにもしなかったグループに同じ記憶力テストを受けさせたところ、運動をしたグループのテスト結果のほうが著しくよかったそうです。1日20分のウォーキングで脳の大きさも大きくなり、その分記憶力もアップするのです。

記憶力アップのトレーニングもいいけれど、物忘れがひどく、車の鍵や眼鏡を置いた場所が思い出せなくてとにかく困っている、というあなた。物忘れの原因は、一度にいろいろなことをし、いろいろな事を考えていることです。鍵をどこかに置くときは、「鍵はキッチンのテーブルの上」などと口に出して言う事で、物忘れを防ぐ事ができます。独り言が増えた、と家族には驚かれそうですけどね。