前回は、心理学者・渋谷昌三氏の著書『男を見抜く』を参考に、あなたといい感じの彼が“裏切らない男”なのか、交際前にチェックする方法を紹介してきました。
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【後編】では残り3つをご紹介していきたいと思います。
■3. スポーツは団体競技をやっていた男性のほうが人との関係を重視する
どんなスポーツをしていたのかを聞いてみましょう。その時に着目したいのは、その種目が団体競技なのか、個人競技なのかというところ。
著書にも「団体競技をやっていた男は、人間関係を親密にしたいと考える傾向が強く、逆に個人技をやっていた男は、自分一人で力を試したいため人間関係にはそれほど重点を置いてはいない」とあるように、その男性が重視していることがわかります。
どちらがいいというわけではないですが、ひとつの指針にはなるということですね。
■4. 親密でもないのにやたら近づく男は要注意!
親しくもないのに、親しみを表現しようと近づいたり、スキンシップを取ってくるような男性は「考え方が自分本位であり、人の気持ちを考えていない」のだそう!
やられる側としたら、何とも思っていない人からやられると、不快以外の何物でもないですよね。もしかしてこれは、よくある恋愛のテクニックとして、「こうすれば女は落ちる」と、そのまま使っているのかも……。
そう思うと、確かに聞きかじった恋愛テクニックを相手の気持ちも考えずに使ってくるというのは、人の気持ちを考えられない自分本位の人だといえそうです。
でも、ちょっといいなと思う人にされると正直うれしいですよね。それでも特に親しくないのにそうされたら、警戒する必要はあるのかなと思います。
本当に自分を大事に思ってくれる人なら、強引に近付こうなんて方法はとらないのではないでしょうか? 何か魂胆があるはず……。
■5. 空腹の時でも気配りを忘れないか試す
食生活には相手の隠れていた本性が出てしまうもので、特に空腹時はまわりに気を配る余裕がなく、相手の本性をあぶりだす絶好のチャンスなのだそうです。
観察ポイントは、調味料などの使い方。断りもなく、ほっけの塩焼きに醤油をかける、唐揚にレモンをかける、サラダにドレッシングをかける……。相手の味の好みを無視するような男性は、気配りが欠けているといえるということです。
いかがでしたか? 実は、続く交際、続かない交際って、最初に薄々わかっていたりしませんか? そして、たとえうまくいかない予感がしていても見ないふりをしてしませんか?
「いい感じになってきた」とちょっとハッピーで浮かれてしまっている時期だからこそ、冷静になって相手のことをじっくり観察して、裏切らない男性なのかどうかチェックしてみてください。
今回ご紹介した5つのポイントは、相手の本質に関わるものばかりです。今まで生きてきた中で染み付いてきたものって簡単には変えられませんから、もし何かひっかかることがあるならよく考えたほうがいいと思います……。