ディジタルメディアプロフェッショナル(DMP)<3652、株価 - チャート>が急反落し、一時149円安の558円を付ける場面があった。午前10時13分時点で144円安の563円となり、マザーズ市場で値下がり率トップとなっている。9日引け後、13年9月中間期(4-9月)および14年3月期の単体業績予想を下方修正し、嫌気されている。

通期業績見通しでは、売上高が前回予想の8億円から3億5000万円(前期比50.9%減)と一転減収となり、営業赤字は同2億円から5億7000万円(前期は1億2900万円の赤字)に膨らむ。最終損益では、同トントンから3億7000万円の赤字(同1億1500万円の赤字)に陥る見通し。既存顧客のランニングロイヤルティーについて一部顧客製品の出荷数量が期初計画を下回る見込みとなり、新規ライセンス案件ならびに次世代LSI製品の開発に関する売上が不透明な状況にあるため。