トーヨーアサノ<5271、株価 - チャート>が8日、14年2月期の連結業績予想を上方修正した。

通期業績予想で、売上高を124億円から125億円(前期比2.8%減)へ、営業利益を2億6000万円から4億7000万円(同2.0倍)へ、純利益を6000万円から1億8000万円(同2.6倍)に引き上げた。13年8月中間期(3-8月)実績で、コンクリート二次製品事業や工事事業での、収益性を重視した選別受注が奏功し利益の増額につながった。下期(13年9月-14年2月)は厳しい販売状況を見込み、従来予想を据え置いた。中間期までの上ブレを通期予想に反映している。

13年8月中間期(3-8月)決算は、売上高64億7600万円(前年同期比6.8%減)、営業利益3億6400万円(同83.0%増)、純利益1億6300万円(同96.1%増)だった。

8日の終値は、前日比11円高の204円。