8日の欧州株式市場は下落。米債務上限の引き上げ期限があと9日に迫る中、財政協議の行き詰まりをめぐり懸念が高まっている。
また医療テクノロジーのゲティンゲ<GETIb.ST>が業績見通しを下方修正したことで売られ、ヘルスケアセクター全体の下げを主導した。
FTSEユーロファースト300種指数<.FTEU3>は9.82ポイント(0.79%)安の1231.27。
DJユーロSTOXX50種指数<.STOXX50E>は19.69ポイント(0.67%)安の2903.35。
ゲティンゲは商いを伴って10.3%急落。買収の業績押し上げ効果の遅れや為替変動などを理由に、利益見通しを下方修正した。
STOXX欧州600ヘルスケア株指数<.SXDP>は1.2%下落。
ノバルティス<NOVN.VX>は1.25%安、グラクソ・スミスクライン<GSK.L>は1.1%安。JPモルガン、ベレンベルグによる株価目標引き下げが弱材料となった。