連休明けの中国株式市場は続伸。中国サービス部門購買部担当者景気指数(PMI)の発表が好感され、小売り・不動産開発関連株が上昇。序盤の下げを取り戻した。
国慶節の大型連休で消費が堅調だったことが、小売り・不動産開発関連株の支援材料になった。中国の金融株は一連の経済指標発表を前にまちまち。
上海総合指数<.SSEC>終値は23.534ポイント(1.08%)高の2198.199。
大型株中心で深セン上場銘柄を含む滬深300指数<.CSI300>は32.774ポイント(1.36%)高の2441.811で終了した。
香港市場は反発して取引を終了した。中国本土の市場の流れに追随した。
ただ中国での一連の経済指標発表を前に、中国の金融株に対する買い意欲は低いといい、出来高は少なかった。
ハンセン指数<.HSI>終値は204.90ポイント(0.89%)高の2万3178.85。
ハンセン中国企業株指数(H株指数)<.HSCE>は107.77ポイント(1.03%)高の1万0534.94で取引を終えた。