竹内製作所<6432、株価 - チャート>が堅調に推移し、一時107円高の2109円まで買われる場面があった。7日引け後、13年8月中間期(3-8月)と14年2月期の連結業績予想を増額修正し、好感された。

中間期業績は、売上高が計画を約30億円上回る280億5300万円(前年同期比19.4%増)、営業利益は計画比約6億円増の17億7700万円(同38.4%増)となった。通期計画は営業利益の予想を従来の26億2000万円から31億円(前期比2.2倍)に引き上げた。

住宅市場が回復している北米向けの売上が拡大、中間期の売上の上ブレに影響した。また、円安による輸出差益を原資に値引き販売を拡充した結果、従来のレンタル業者向けに加え、現地ディーラー向けの販売台数も増加した。下期(13年9月-14年2月)の営業利益予想は、従来の14億1000万円から13億2300万円に減額した。北米での在庫(日本からの輸出)を想定よりも積み増すことに伴い、未実現利益の消去が発生するため。また、為替の前提レートは従来の1ドル=90円から同95円に変更した。

8日の終値は、前日比48円高の2050円。