3日の米株式市場で、ヘルスケア関連銘柄の株価が上昇している。医療保険改革法(オバマケア)のもと1日に始動したオンライン保険取引所(エクスチェンジ)にアクセスが殺到し、国民から強い関心が示されたことを受け、健康保険加入者が増加するとの期待が高まった。

病院経営のテネット・ヘルスケア<THC.N>は一時6%超、HCAホールディングス<HCA.N>は1.6%、コミュニティ・ヘルス・システムズ<CYH.N>は2%それぞれ上昇した。

州・連邦政府によると、オンライン保険取引所の運用開始後24時間で数百万件の閲覧があったという。大量のアクセスに対処しきれず、多くのサイトが不通の状態に陥った。

ガベリのポートフォリオ・マネジャー、ジェフ・ジョナス氏は「一連のウェブサイトの停止や障害は、国民からの関心が極めて高いことを示していると受け取られた」と述べた。