レートは終値(前日比または前週末比)、安値─高値

<外為市場>

ドル/円  ユーロ/ドル  ユーロ/円

午後5時現在 97.83/85  1.3604/08  133.10/14

NY午後5時 97.35/37  1.3577/82  132.18/22

午後5時のドル/円は、前日のニューヨーク市場午後5時時点に比べてドル高/円安の97円後半。日経平均株価<.N225>が上げ幅を拡大させる場面ではドルが上昇したが、米財政協議をめぐる不透明感もあり、上値は限られた。ドル安地合いとアジア株高を背景にユーロ/ドルは8カ月ぶりの高値をつけた。---

<株式市場>

日経平均    14157.25円(13.24円安)

14082.31円─14219.89円

東証出来高   24億2350万株

東証売買代金  2兆0396億円

東京株式市場で日経平均は小幅続落。前日の米国株安に加え、外為市場で一時、8月下旬以来となる1ドル97円台前半まで円高が進んだことが嫌気され、売りが先行した。節目の1万4000円に接近すると値ごろ感から押し目買いが入り、プラスに浮上する場面もあったが、買いが続かなかった。米財政協議の混迷が重しとなり、株価は終日上値の重い展開だった。東証1部売買代金は前日比で減少したものの、2兆円台を維持した。

<短期金融市場> 17時22分現在

無担保コール翌日物金利             0.068%(速報ベース)

3カ月物国庫短期証券流通利回り            ──

ユーロ円3カ月金利先物(2014年6月限)    99.775(+0.005)

安値─高値     99.770─99.775

無担保コール翌日物の加重平均金利は0.068%とほぼ前日並みになった。地方銀行や信託銀行などが資金調達に踏み切った。一方、国庫短期証券の入札では新発3カ月物利回りが前回より上昇した。入札ラッシュを控えて荷もたれを警戒する動きが出たため。もっとも、利回り水準は0.05%前後と依然として低く、「入札そのものは無難」との評価が多い。

<円債市場>

10年国債先物中心限月・12月限(東証)   144.49(+0.14)

安値─高値   144.27─144.50

10年最長期国債利回り(日本相互証券引け値) 0.635%(─0.005)

安値─高値     0.655─0.635%

長期国債先物は続伸した。店頭超長期ゾーンで連日の買いが観測され、需給引き締まりの思惑が先物相場に波及した。20年物利回りは一時1.495%と、今年5月8日以来5カ月ぶりに節目の1.5%を割り込んだ。買いの主体は銀行勢との見方が多いが、なおはっきりしないという。午前の取引で「長期売り」が出た場面では先物相場も一時、前日終値を割り込んだ。中期ゾーンも強含みの展開だった。

国債先物の中心限月12月限の大引けは、前日より14銭高い144円49銭。長期金利の指標10年債利回りは0.635%。

<クレジット市場>

政保債(地方公)10年 4.0─4.5bp

銀行債(みずほ) 5年 12─13bp

地方債(都債) 10年 4.5─5.0bp

電力債(東電)  5年 280─310bp

クレジット・デフォルト・スワップ(CDS)市場で、指標のiTraxxJapanシリーズ20は小動き。気配は91─93ベーシスポイント(bp)と、前日引けの気配(91─95bp)とほほ同じ水準で推移。米暫定予算案や連邦債務上限引き上げ問題をめぐって対立する米議会の成り行きを見守る展開が続いているという。

<スワップ市場>スワップ金利(16時23分現在の気配)

2年物 0.29%─0.19%

3年物 0.32%─0.22%

4年物 0.37%─0.27%

5年物 0.43%─0.33%

7年物 0.58%─0.48%

10年物 0.84%─0.74%