現在、資産3000万ドル(約36億円)以上有する超富裕層(スーパーリッチ)は、世界中に9万人近くいるといわれ、その実態はベールに包まれているが、そのうちの16%を日本人が占めていて、増加傾向にあるという。富裕層の定義を「年収5000万円以上、金融資産1億円以上」としてみると、日本では150万人近く存在している。2000年代初めの大不況時を経て、いつのまにか世界でも有数の富裕層国家になったのである。