キヤノン<7751、株価 - チャート>についてクレディ・スイス証券では2日付で、投資判断「アウトパフォーム」(強気)を継続、目標株価は3700円から3900円に引き上げている。

決算に向けて、株価は短期的に弱含む可能性が高いものの、13年12月期第3四半期(13年7-9月)決算発表と同時にILC(レンズ交換式カメラ)の販売台数計画が引き下げられれば、チャネル在庫削減が進み、14年12月期の利益正常化が期待できるとコメント。セクター平均PERの切り上がりに伴い、目標株価は3900円に引き上げられている。

同証券では、第3四半期決算発表と同時にILC販売計画が現状の900万台から830万-840万台まで引き下げられる可能性が高いと考えており、オフィス事業はLBPを中心に堅調に推移しているものの、通期ガイダンスはもう一段下方修正される可能性があり得ると予想している。

2日の終値は、前日比60円安の3055円。