ニコン<7731、株価 - チャート>についてクレディ・スイス証券では2日付で、投資判断「アウトパフォーム」(強気)を継続、目標株価は2000円から2100円に引き上げている。
経営対策委員会による経費削減効果の具現化に加え、キヤノン<7751、株価 - チャート>がILC(レンズ交換式カメラ)の販売台数計画を引き下げると予想されることから、過当競争への警戒感は14年3月期第2四半期(13年7-9月)決算をまたいで解消されようとコメント。
また、13年9月中間期業績が会社側計画を上ブレて通過しても、通期ガイダンスはリスク要因を考慮し、為替全体を含めて据え置かれる可能性が高いと考えているという。一方で、経営対策委員会の施策による追加の経費削減効果に関しては、下期利益の上ブレ要因となる可能性が高いと指摘している。
2日の終値は、前日比14円安の1697円。