クラレ<3405、株価 - チャート>は2日、独立行政法人産業技術総合研究所(東京都千代田区、産総研)との共同研究で、コスト削減と軽量化を実現し、高耐久性の太陽電池向け封止材用PVB(ポリビニルブチラール)フィルムを開発、市場でのサンプリングを開始したと発表。

再生可能エネルギー需要の高まりから、住宅への太陽電池の設置やメガソーラープラント(大規模太陽光発電所)の建設が急増。太陽電池モジュールおよびその部材の需要も拡大しているなか、部材の簡略化によるコスト削減と軽量化、高強度かつ高耐久性を有する太陽電池封止材用PVBフィルムを開発した。

2日の終値は、前日比40円安の1116円。