ロシア中央銀行の9月の外貨売り介入額は約34億6000万ドル相当と、8月の61億ドルから約半分減少した。2日公表のデータで明らかになった。
ルーブルは9月、対通貨バスケット(ユーロとドルで構成)で1.5%上昇。米連邦準備理事会(FRB)の緩和縮小見送りに加え、ロシア中銀が近く利下げを実施するとの観測が後退したことが背景にある。

中銀は年初から差し引き172億ドルを売却した。その結果、外貨準備高は2012年末から4.2%減少した。