レートは終値(前日比または前週末比)、安値─高値
<外為市場>
ドル/円<JPY=> ユーロ/ドル<EUR=> ユーロ/円<EURJPY=>
午後5時現在 98.58/60 1.3494/98 133.03/07
NY午後5時 98.98/01 1.3488/90 133.51/55
午後5時のドル/円は、ニューヨーク市場午後5時時点に比べてドル安/円高の98円後半。麻生太郎財務相が法人実効税率引き下げに改めて慎重な発言をしたことで、短期筋主導の円買い圧力が強まった。
<株式市場>
日経平均 14760.07円(39.05円安)
14699.21円─14817.50円
東証出来高 30億6704万株
東証売買代金 2兆0402億円
東京株式市場で日経平均は小反落。円相場が強含んだことや短期的な過熱感などから利益確定売りが優勢だった。米財政協議の先行き不透明感を残した週末とあって、いったんポジションを手じまう動きも出た。ただ、国内に売り込む材料は乏しい。経済対策や企業業績上振れなどへの期待が支えとなり、下値は限定的だった。自動車、電機など輸出株がさえない半面、電力株や原発関連銘柄などが上昇した。
東証1部騰落数は、値上がり771銘柄に対し、値下がりが851銘柄、変わらずが125銘柄だった。
<短期金融市場> 17時07分現在
無担保コール翌日物金利 0.069%(速報ベース)
3カ月物国庫短期証券流通利回り ──
ユーロ円3カ月金利先物(2014年6月限) 99.765(変わらず)
安値─高値 99.760─99.765
無担保コール翌日物の加重平均レートは速報ベースで0.069%と、前日(0.067%)から強含んだ。資金需給は不足となったが、当座預金残高は100兆円近い水準を維持。金融機関の資金調達ニーズは限られた。
ユーロ円3カ月金利先物は期末を控え閑散小動き。中心限月2014年6月限は前営業日清算値比変わらずの99.765。
<円債市場>
10年国債先物中心限月・12月限(東証) 144.14(+0.12)
安値─高値 144.06─144.16
10年最長期国債利回り(日本相互証券引け値) 0.680%(─0.010)
安値─高値 0.685─0.680%
国債先物中心限月12月限は前日比12銭高の144円14銭と反発して取引を終えた。期末を控え良好な需給環境が意識される中、短期筋からの買い戻しが先行。2年債入札が堅調な結果となったことも買いを誘った。
現物市場は中長期ゾーンを中心に買いが入った。銀行勢の一角の押し目買いを観測。10年最長期国債利回り(長期金利)は前日比1bp低い0.680%に低下した。一方、超長期ゾーンは利益確定売りが出て上値の重い展開となった。
<クレジット市場>
政保債(地方公)10年 3.5─4.0bp
銀行債(みずほ) 5年 12─13bp
地方債(都債) 10年 4.5─5.0bp
電力債(東電) 5年 280─310bp
クレジット・デフォルト・スワップ(CDS)市場で、指標のiTraxxJapanシリーズ20は横ばい。プレミアムは前日と同じ92ベーシスポイント(bp)。米財政協議の不透明感から生じる内外株価の不安定な値動きを警戒し動意しにくくなった、との見方が出ていた。
<スワップ市場>
スワップ金利(16時31分現在の気配)
2年物 0.29%─0.19%
3年物 0.33%─0.23%
4年物 0.38%─0.28%
5年物 0.45%─0.35%
7年物 0.62%─0.52%
10年物 0.91%─0.81%