東芝<6502、株価 - チャート>は24日、再生可能エネルギー事業の体制強化と拡大に向け、風力発電事業に参入すると発表した。
九州地区を中心に風力発電を手掛けるジャネックス(福岡県福岡市)から分割を受けた新会社シグマパワージャネックスに100%出資する。新会社は、ジャネックスが保有する長島黒ノ瀬戸風力発電所(鹿児島県)および新上五島ホエールズウィンドシステム(長崎県)の2カ所の発電所の運営を引き継ぎ、風力発電事業を行う。また、新長島(鹿児島県)にも発電所を建設準備中で14年度に運転開始を予定するほか、将来的には東北や中国、四国地区などで4カ所のウインドファームの開発を計画している。
24日の終値は、前週末比2円安の429円。