24日午前10時6分時点の日経平均株価は、前週末比60円程度安い1万4600円台後半で推移している。連休中の米国株安や円高を受け、売り先行となり、1万4626円04銭(前週末比116円38銭安)と安く寄り付いた。売り一巡後は株価指数先物買いを交えて下げ渋り、午前9時13分には1万4727円84銭(同14円58銭安)まで引き戻す場面があった。その後は利益確定売りに抑えられ、上値が重い。

 午前10時時点で、値下がり銘柄数は1050銘柄と全体の60%を占め、東証業種別株価指数では全33業種中、25業種が下落している。値下がり率上位3業種は、T&DHD <8795> などの保険、国際帝石 <1605> などの鉱業、LIXILG <5938> などの金属製品。半面、値上がり率上位3業種は、北越紀州 <3865> などのパルプ紙、JFE <5411> などの鉄鋼、大日印 <7912> などのその他製品。

午前10時ごろの値上がり率上位銘柄(東証1部)
・ラサ工業 <4022>
・コンベヤ <6375>
・TYK <5363>
・巴 <1921>
・東鉄鋼 <5445>

午前10時ごろの値下がり率上位銘柄(東証1部)
・NECフィル <2322>
・ネクスト <2120>
・植木組 <1867>
・ドリームI <4310>
・テーオーシ <8841>