ヤマダ電機<9831、株価 - チャート>が続伸。三菱UFJモルガン・スタンレー証券では18日付で、レーティング「ニュートラル」(中立)を継続、目標株価は4100円から3150円に引き下げている。

8月頃から(1)販売基調はテレビこそさえない展開ながら白物家電、DVD、PCなどが堅調となってきており、(2)さらに店頭でのむだな価格引き下げの抑制を図りはじめている――ことなどから14年3月期第1四半期(13年4-6月)時点に比べて状況はやや改善されてきたとみられるものの、改善ピッチは同証券が想定していたよりも少々遅れ気味となっているとコメント。

同証券では業績予想を下方修正し、連結営業利益について、14年3月期342億300万円(前期比0.8%増、従来445億8800万円、会社側計画は459億円)、15年3月期347億9700万円(従来456億1200万円)、16年3月期395億8600万円(同479億7300万円)と試算している。下期に向けて家電販売基調の底入れとともに収益性コントロールの確認が重要とみているという。

19日の終値は、前日比28円高の2910円。