超サイヤ人ゴッドのデザイン
「破壊神」および「超サイヤ人ゴッド」のアイディア自体はアニメスタッフ(脚本家)によるもの。それがやたら暗い世界観だったため、鳥山明がもっと明るい子供向けの作品として修正していったという。
超サイヤ人ゴッドのデザインも同じような流れで行われた。
作画監督・山室直儀による初期デザインでは、髪型は超3と超4の中間に近く、マントも着けたいかついスタイルだったというが、鳥山明が手直しする形で新規デザイン。派手にパワーアップさせてきた超サイヤ人3とは反対に、ゴッドは極限まで削ぎ落とす方向で作っていたと述べている。
鳥山明が超サイヤ人ゴッドのアイディアをアニメスタッフから聞いた時、「ゴッドって大げさだなあ」と感じたらしい。その思いが、ウイスの「大げさなネーミング、かえって安っぽい」という台詞に表れているかのようだ。