■福禄寿といえば、 七福神の一つで有名だが、中国には、この福禄寿の形をそのままホテルにしてしまった建物がある。
巨大な三人の巨人がそびえる「天子大酒店(Tianzi Hotel)」がそれで、そのスケールに圧倒される。
「福禄寿」は、もともと道教では、幸福(繁栄)、封禄(富貴)、長寿の三徳を具現化した「福・禄・寿」といわれ、その三人をモチーフにした建物。
2000年にオープンし、2001年には、ユニークな造型建築物としてギネスブックにも登録されている。
部屋は普通のタイプが1泊220元で、高層階には1泊298元の部屋もある。向かって一番左の「寿」の神様が左手に持っている「桃」も「寿桃 套間」というスイートルームになっている。
三人の背の高さは41.6m。日本の奈良の大仏がもし立ち上がってもその身長は約30m足らずというから、そのスケール推して知るべし!?