抗ウイルス薬の効果が出るのは、投与してから1〜2日後

投与直後にすぐに症状が治まるというわけではない。東邦大学大橋病院皮膚科部長の漆畑修氏は「薬が効いていないと勘違いして、抗ウイルス薬を飲むのを止めてしまう人がいる。薬はちゃんと飲んで欲しい」と注意を促す。

帯状疱疹による急性痛を緩和するには、医師から処方される痛み止めを服用する以外に入浴も効果的だ。漆畑氏は「39〜40℃程度の湯に10分前後入浴すること」を勧めている。さらに、入浴は帯状疱疹の後遺症を予防する効果もあるという。逆に冷やすのは悪いとされる。