家庭向け電気料金も原油高や円安を受け、料金値上げが続いており、北海道電力、東北電力、四国電力が九月からさらに値上げを実施。十月には牛乳や清酒の値上げも控える。
 第一生命経済研究所の永浜利広主席エコノミストは「悪い物価上昇の側面が大きく、賃金が上がらないと消費環境はしばらく厳しい。節約や国産品の購入など工夫が必要だ」と指摘する。