空き家を放置すると、所有者にとっても周辺住民にとっても深刻なリスクが発生します。単に「使っていないだけ」と油断していると、想像以上のトラブルに発展することも。以下に主なリスクをまとめます。
❗ 空き家を放置する主なリスク
① 建物の老朽化・倒壊リスク
無人のまま放置すると急速に劣化し、台風や地震で倒壊の恐れ
落下物による他人への損害賠償責任が発生することも
② 火災・防犯トラブル
放火や不審者の侵入、ゴミの不法投棄など、防犯・防災上のリスクが高い
燃えやすい木造住宅は特に注意が必要
③ 衛生・景観の悪化
動物の侵入、虫の発生、雑草の繁茂などで近隣住民に悪影響
地域の景観や治安が悪化し、資産価値の下落にもつながる
④ 固定資産税の負担増
管理不十分な「特定空き家」に指定されると、固定資産税の優遇措置が外れ、税額が最大6倍に
放置しても税金は発生し続ける
⑤ 相続や活用が困難になる
所有者が不明になると売却・解体ができず、「負動産」化
将来の相続人にも迷惑やトラブルを残すリスク
📌 まとめ:
空き家を放置すると、経済的損失・法的責任・地域への迷惑と、デメリットだらけです。持ち家や相続物件で空き家がある場合は、早めの売却・活用・管理が必要です。