1999年、ミスチルと共同制作を行ってきた小林武史氏が代表を務める「株式会社OORONG-SHA」に入社した谷口和弘氏。
ミスチルと出会うまで、そう長い時間はかかりませんでした。
所属アーティストのレコーディング設営やバラシ、機材運びを主に手伝っていたようですが、たまにマニピュレーターの手伝いをするようになります。
マニピュレーターとは、電子楽器や打ち込みサウンドのコンピューター制御する人のことです。
音響科を卒業した谷口和弘に、適した仕事だったのかもしれません。
その中である日、ミスチルとのチーフマネージャーからサッカーに呼ばれます。
ここでお気づきの方も多いでしょう。
ミスチルのメンバーはサッカーが大好き。
特にボーカルの桜井和寿氏は、サッカーチームに入っているくらいです。
そこでミスチルと出会い、徐々にミスチルと仕事をするようになっていくんです。