寿司すし職人しょくにんは和食の中でも寿司すしだけを専門せんもんに調理する料理人です。一番重要な仕事は握にぎった寿司すしをお客に提供ていきょうすることですが、そのために寿司すしを調理するだけではなく、魚の仕入れから下ごしらえなどのさまざまな技術ぎじゅつと知識ちしきが必要ですし、メインの寿司すしを握にぎる技術ぎじゅつは習得するまでにかなりの年数を要します。寿司すし職人しょくにんの養成学校もありますが、卒業してもすぐに寿司屋すしやで寿司すしを握にぎらせてくれるようになるとは限かぎりません。寿司すしは和食の代表とされてきましたが、近年では海外での評価ひょうかも高まり、外国での寿司すし職人しょくにんの需要じゅようも増ふえてきています。