カルシウム拮抗薬(CCB)は、日本で一番多く処方され、7割以上の患者さんが飲まれている降圧薬です。最も安全に、とはいえ確実に血圧を低下させます。狭心症の治療にも使われます。注意点として、グレープフルーツなどかんきつ類との相互作用をご存じの方もおられるでしょう。副作用には、歯肉肥厚、下肢のむくみ、顔のほてりなどを見かけますが、どれも程度は軽く、服薬には影響を与えない場合が多いです。