8月29日、ジャニー喜多川氏の性加害問題について、ジャニーズ事務所の委託を受けて調査を行った「再発防止特別チーム」(座長・林眞琴前検事総長)が会見を行った。

「1970年代前半から2010年代半ばまでの長期間に渡り、ジャニーズJr.に対し、広範囲に性加害を繰り返していたことが認められました」(林氏)

「『なかなか勃たないね』みたいなことを言われて、ベッドの前にある鏡を見させられて、『鏡に映ってるよ』と。これはヤバいと思って、『ちょっと、漏れそうです』と、トイレに駆け込んだ。

 20分後だと思うんですが、ジャニーさんがノックして来たので、またベッドに戻って。パンツの裾からアレを出されて、次は口で……。不思議な感じでした。勃ってないのにイッてたというか」

 長渡氏は、当時、中学1年の12歳。当時の法律が定める性交同意年齢の13歳に達しておらず、性行為も初めてのことだった。

 性被害問題に詳しい川本瑞紀弁護士が解説する。

「同意の有無にかかわらず、性交同意年齢に達しない相手との性交類似行為には、当時の法律でも強制わいせつ罪が適用されます」