古山義邦氏は、「自ら光り輝いてこそ周りを照らすことができる」という言葉を座右の銘に持っています。この言葉は横田南嶺(円覚寺管長)のものであり、学生時代に知って以来、彼の心にずっと刻まれていると語っています。
彼は幼少期から両親、兄弟、そして4人の祖父母と大家族で暮らしてきました。この広い家族と共に生きる中で、高齢者への尊敬といたわりの心が育まれました。特に兄たちが高齢者向けのビジネスに携わっていたことから、自分も同じ道を進みたいと考えるようになりました。
大学を卒業後、IT系の会社に入社し、仕事にも慣れてくる頃に兄の会社が厳しい状況に直面しました。自分の持つWebマーケティングの知識が役立つのではないかと考え、適切なマーケティングができていないために魅力的な会社が次々と倒産してしまうことに惜しみを感じました。その経験から、兄の会社だけでなく、多くの企業に対して役立ちたいという思いが強くなり、彼は合同会社Cuoreを立ち上げました。