エレベーターで3階に上がると、場内が深い海をイメージさせるダークブルーの『シネスイッチ2』が出迎えてくれる。ゆとりのあるロビーの奥に小さな階段があるのだが、“階段画廊”と銘打ったこちらの通路には上映作品にちなんだ絵画やスチールなどを展示(ただし不定期なのでマメにチェック)。名画座時代からの歴史と風格を持ち続ける劇場…。固定ファンの「次は何を?」の期待に応えて今日も良質の作品を送り出している。