【補足トリビア】
①このHな落書きは、昭和20年(1945)の改修工事の際、法隆寺金堂の天井の桟(横木)を取り外した時に出てきた。法隆寺は五重塔の天井裏や阿弥陀如来像の仏像の台座の下などからも無数の落書きが発見されている。
②法隆寺の金堂は昭和24年(1949)解体工事の途中で火災にあい壁画は消失してしまったが、天井の板はすでにほとんど取り外してあったため今も格子の桟の裏にはあのHな落書きが現存している。
③今回落書きをそのままお見せすることはできませんが、どうしても見たいという方は小学館から発行されている「法隆寺の至寶」の172~173ページをご覧下さい。