【補足トリビア】
①2002年、オーストリア南部のケルンテン州マルタ村の教会を修復していた時に、世界で最も有名な「あのネズミ」にそっくりなフレスコ画が建物外壁から発掘された。約700年前の14世紀に描かれたものと推測されており、旅人を守る神(セントクリストファー)にひざまずく動物の一員として描かれている。体長は約50cmで、大きな耳と上を向いた長い鼻、愛嬌のある口元が最大の特徴。
②フレスコ画の発掘・研究をされている美術史の専門家エドゥアルド・マールクネヒト氏はこの画に対し、ビーバーかイタチではないかという意見を持っており、ネズミではないと信じている。理由として、この地方の古い言い伝えによると、イタチは口で交尾を行い耳から生まれると信じられており、非常に大きな耳と特徴のある上向きの口はその言い伝えによるものだろうと推測される。
【高橋語録】
どなたか私とマウストゥマウスしてみませんか。高橋克実です。