【トリビアまとめ】オーストリアで発掘された700年前の壁画には、あのネズミっぽい画が書かれている

昔懐かしの「トリビアの泉」を再検証!

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当時の放送より

古代壁画とは、古代の人が自分たちの文化や哲学を伝えるために洞窟の壁などに描いた絵画のことだが、

「あのネズミ」っぽい絵が描かれた壁画の鑑定を行った、グルク・クラーケンフルト司教区博物館のマールクネヒト館長は、こう語る。

Q.オーストリアには「あのネズミ」っぽい壁画がある?

2002年11月の新聞を見てみると、「オーストリア南部マルタ村の教会。この教会の外壁に描かれた約700年前のフレスコ画を発見した」
と書いている。

こちらがその壁画がある聖クリストファー教会である。

そして・・・


あのネズミを彷彿とさせる大きな耳。

700年前から変わらぬ愛くるしい表情。

Q.「あのネズミ」っぽい壁画の正体は何?

「ネズミともイタチであるとも考えられています。このネズミは両方の動物を合わせた伝説の動物なのです。

Q.あのネズミは好き?

「はい『あのネズミ』は好きですよ。でも僕はどっちかっていうと『あのアヒル』の方がもっと好きだけどね。」

【補足トリビア】
①2002年、オーストリア南部のケルンテン州マルタ村の教会を修復していた時に、世界で最も有名な「あのネズミ」にそっくりなフレスコ画が建物外壁から発掘された。約700年前の14世紀に描かれたものと推測されており、旅人を守る神(セントクリストファー)にひざまずく動物の一員として描かれている。体長は約50cmで、大きな耳と上を向いた長い鼻、愛嬌のある口元が最大の特徴。
②フレスコ画の発掘・研究をされている美術史の専門家エドゥアルド・マールクネヒト氏はこの画に対し、ビーバーかイタチではないかという意見を持っており、ネズミではないと信じている。理由として、この地方の古い言い伝えによると、イタチは口で交尾を行い耳から生まれると信じられており、非常に大きな耳と特徴のある上向きの口はその言い伝えによるものだろうと推測される。

【高橋語録】
どなたか私とマウストゥマウスしてみませんか。高橋克実です。

再検証しました

オーストリア南西部に位置するマルタ村ケルンテンの教会に描かれていたものなのだが、その造形をよく見てほしい。丸い耳にとがった鼻先、突き出た口元…どう見てもディズニーランドのミッキーマウスそのものなのだ。

700年前に描かれたフレスコ画、ということですが、巷では「ミッキーマウスにしか見えない」、ということです。

その壁画がミッキーマウスであるかは不明だが、地域住民や多くの観光客からは、ミッキーマウス壁画として認知されている。それだけ、その壁画がミッキーマウスに瓜二つだという事である。

オーストリアのマルタ村教会で発見された700年前の壁画。オーストリアでは「ミッキーマウスの壁画」として観光客が訪れるほど知られている。

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