「するとどこからか、大声で叫ぶ声が聞こえてきました。」

「どうやら船長が『このままだと沈んでしまう。みんな片側に寄らないで』と注意をしていたようです。」

「しかし、誰一人気付きませんでした。みんな夢中だったんです。」

「気付いた時には船は鈍い音を立て、傾いたと思った次の瞬間、私達は水中に投げ出され、必死でもがいていました。」